海の音～空の色

こちらに来て調度一ヶ月 その時『海坊主隊』に小さな小さな隊員も仲間入りしていました。 白いハムスターのポニョン 海坊主とコハゼで彼女と意気投合して隊員に加わりました。 そのポニョンが昨日の夕方 本当に急にお空へ旅立ってしまいました。 コハゼは号泣・・・叫ぶように名前を呼んでいました。 思い切り泣くだけ泣いて、クタクタになって・・・ 三人で夕日と海が綺麗に見える場所へポニョンを連れて行きました。 コハゼは無心でスコップを振り回し・・・ 彼女をそっとそこに納め・・・ 大好きだった彼女のご飯も入れてあげ・・・ 土を盛り・・・ その周りに貝殻や御花を 気のすむまで集めて彼女の旅立ちへ添えました。 吹っ切った様なコハゼと海坊主と私の三人で見上げた夕陽 とても綺麗だった しばらく、ぼーっと眺めていました。 あっと言う間に過ぎた一ヶ月・・・ ポニョンと共に過ごした一ヶ月・・・ 夕陽を眺めに来る余裕すらありませんでした。 ポニョンが私達をここに連れて来てくれたのかも・・・ また、ここに来るからね・・・ 一緒に夕陽を見ようね・・・ 貴女はずっと私達の仲間 思いっきりの愛情と友情と感謝の気持ちを貴女へ捧げます。